57.味覚
今はうまみ調味料という化学調味料によって味もコントロールされている。
既成食品だとほとんどに入っている「調味料(アミノ酸等)」というものである。
うまみ調味料というだけあって、確かにおいしいと感じるかもしれない。
しかし所詮は人工的に作られたおいしさである。
自然の本当のおいしさを知っていたら、その作られたおいしさに違和感を感じるに違いない。
いや、例え味覚を洗脳されていたとしても、自然のままの食べ物を食べ続けていたら味覚はきっと取り戻せる。
私も昔は味を付けて食べていた豆腐を、今は何もつけないでそのまま食べている。
むしろその方が今ではおいしく感じる。
そうなると人工的に作られたおいしさには違和感しか感じない。
スナック菓子がおいしいと言っている人には是非試してほしい。
最初は薄味でほとんどおいしさを感じないが、きっと味覚は取り戻せると思う。(脳をだます手法を使えばもっと簡単に)
しかしこのうまみ調味料を3歳までに味わってしまったら、それが基準となってしまうので、自然のおいしさを求めることが難しくなるだろう。
だから子どもの内は、スナック菓子やコンビニ食品、外食などは食べさせない方がいい。
それから今もニュースになっている、北海道のジャガイモが台風で収穫できない件。
その影響でスナック菓子が販売されなくなり、食べたい人は海外のものを代わりに購入している。
これも全く味の洗脳であり、企業の思うつぼになっている。
しかも海外のジャガイモということで、さらに遺伝子組み換え作物の取り込みという問題も抱えることになる。
この負のスパイラルに陥らないためにも、味覚を取り戻すことは重要である。