58.味覚と農薬
さて味覚を取り戻すことができたら、様々な既成食品の味に違和感を覚えることと思います。
そればかりか国産の野菜、果物、米にいたるまで違和感を覚えるかもしれない。
6.農薬 で述べたように、国産の食品ですら農薬にまみれている。
それはJA自体が農薬使用を推奨しているからに他ならない。
米を食べて、農薬がかかっているかが判ればすばらしい味覚の持ち主だが、なかなかそれは難しい。
だが子どもの内に無農薬の米を食べていたら、農薬がかかった米は食べたくなくなるという。
それほど子どもの味覚は敏感であり、貴重である。
このような農薬の味がわかる子どもが増え国民が増えていくと、JAや国も方針をきっと変えるだろう。
そのためにはやはり国民一人一人のエンゲル係数を上げていかないといけない。(量は増やさずに質を上げる)
その他に、食品に使用した農薬の種類と使用量の表示が義務化されれば、国民の無農薬への関心も高まるだろう。
国を変えるためには、まず国民が変わらないといけない。