他人に責任を押しつける究極の方法は法律の改正であると思われる。
現在の法律では加害者に罰則を与えられないからと、法律を改正しようとする。
または罰則を強化する。
確かにそれによって被告となった者には重い影響を受ける。
しかしそれではこれから犯罪を犯そうとする者には抑止力となりにくい。
今の医学が対症療法であるのと同じで、予防にはならない。
犯罪を予防するには法律の改正ではなく、モラルの教育が必要である。
・何故万引きしてはいけないか
・何故人の物を盗ってはいけないか
・何故人を騙してはいけないか
・何故人の嫌がる事をしてはいけないか
こういう当たり前の事を子どもだけでなく、今の大人にも教育が必要なのかもしれない。
また法律を厳しくするということは加害者を突き放すということだが、死刑でない限り塀の中で生かし続けるということである。
そして受刑者が増えればその分税金が多く使われ、国民がより多く税を納めなければならなくなる。
結局は自分の首を絞めることになる。
だから加害者を突き放すのではなく、大変難しい事だが身内として見るべきではないかと思う。
身内として被害者の気持ちを伝え、加害者の更正に協力する。
それが一億総白痴化計画ならぬ、一億総One Family化計画である。