地上天国への道

この世を地上天国化するために、人間はどう変わればいいか

54.バイオノーマライザー

細菌の世界でもこの薬品天国の国では薬で簡単に細菌を殺そうとする。

 

しかし、細菌の中には死ぬときに強力な毒素(ベロ毒素)を吐いて死ぬものもいる。

 

それにより、死に至ることもあるという。

 

ここでも殺し殺されの状況である。

 

 

ところが、細菌を殺さずに体外へ出すというものが出てきた。

 

それがバイオノーマライザーの静菌作用である。

 

善玉菌を活性化させ、悪玉菌をおとなしくさせるという。

 

他にも有害金属キレート作用や、フリーラジカル除去作用、免疫力アップなどの作用があり、ほとんどの病気に効果があると思われる。

 

ロシアなどでは国を挙げてこのバイオノーマライザーを推進し、時のゴルバチョフ書記長がわざわざ日本の開発者のもとを訪れるぐらいである。

 

 

それなのにこの国では広まらない。

 

この ほぼ万能薬と言ってもいいぐらいのものが広まれば、当然薬は売れなくなり、政府も税収が減って困る。

 

バイオノーマライザーは原因療法となるため、体がよくなるにつれて飲む量は減ってくる。

 

飲み続けなければいけない対症療法の薬と比べると、税収が減るのは明らかである。

 

 

殺し殺されの歴史から離脱するには、政府も国民も何を選ばなければいけないかを考えるべきである。