とはいえ、そう簡単に何でも感謝するような心は持っていないと思うかもしれない。
そこで形から入るのが一つの手である。
感謝するように思っていなくても、口で「ありがとう」と言ってみる。
これは訓練である。
それを重ねていくと…どうなるか。
もっと簡単な練習として、余り好きでないものを食べて、「美味しい」と言ってみる。
「美味しい美味しい」と口にしていると、いつの間にか美味しく感じてしまう。
これは脳をだますということである。
口にすることで脳をだまし、そのように感じてしまう。
そうするといつの間にか感謝する心も身についてしまうということである。