33.政治と業界
選挙をこのように変えようとするなら、政治も変わらなければならない。
今の政治は経済の上に乗っかっている。
だから税収のことばかり考えている。
一番割合が多いと言われる国民の貯金から、いかに税金を取ってやろうと考えて消費税を導入し、税率を増やしていく。
国民に発ガン性物質を与えてでも、ガンによる治療費の税金を取ろうとする。
その逆に法人税を下げている。
何故か。
業界からの圧力があったと言わざるを得ない。
特に薬品業界、化粧品業界、洗剤業界の圧力にはめっぽう弱い。
なのでこれらの業界にはいいなりである。
だから病院へ行くと、まず薬と言って処方される。
薬漬けの国と言われる所以である。
"くすり"の漢字は今でこそ草かんむりに楽という字だが、もともとは草かんむりに毒であった。
毒を使って病を治すというものが、それでは売れないと楽に変えてしまった。
ここでも資本主義理論が出てしまった。
薬により体内を毒し、化粧品により体表面を毒し、洗剤により環境を毒す。
結局これら毒する方向に日本の政治は進むようになっている。