本来、働く(端を楽にする)ことで得られる報酬は、「ありがとう」と感謝されることとお金であったが、戦後の物質文明に影響されて、そのバランスが崩れてきた。
お金(収入)だけでその人の価値を判断する。
年収が高いか低いか。
いいクルマに乗っているかどうか。
住んでいる場所がいいかどうか。
その他にも、
仕事の種類、勤め先、学校などのステータスで判断する。
また、イケメンかどうか。
かわいいかかわいくないか。
判断基準が二極化されて、まるで平面文明を生きているようだ。
そんな狭い文明世界でいいのだろうか。
例えば平面世界の一つの基準である線上に人々は並ばされて優劣を付けられる。
基準が一つしかないから、それに合わせて人より優位に立とうとする。
競争は発展に繋がるからいいのだが、これでは文明に広がりを持たない。
そこで物質文明と十字に組むべき精神文明が重要となってくる。