このように地縛霊が存在するなら、殺された場合も霊が存在するはずである。
殺された場合は痛みもさることながら、殺された怨みを持っている。
だから、殺した相手が枕元に立つから自首したというニュースも納得できる。
そういう怨みは、相手に全く同じ事をして晴らそうとする。
しかも幸せ絶頂の時を狙ってくる。
誰かに取り憑いてその怨んだ相手を殺す。
もしくは生まれ変わった相手を殺す。
だから最近見知らぬ相手に殺される事件が多い。
そうすると今度はその相手が怨みの霊になってしまう。
そうして、殺し殺されを永遠と続けて来たのが人類の歴史である。