また人間関係の希薄により、個人主義的になった。
自分さえよければいい。
人に迷惑をかけていなければ、好きなことをやっていい。
犯罪にならなければいい。
いや、相手の気持ちなど考えずに、自分の欲さえ満たせればそれでいい。
経済の世界でも、小泉政権の規制緩和によりその傾向が強まった。
金のある大企業が、中小企業、個人商店のエリアにまで進出し食いつぶす。
これも「自分さえよければいい」の象徴である。
それでは天国社会とは言えない。
個人主義ではなく、共存主義にならなくてはいけない。
そのためには、相手の気持ちを考えること。
これが原則である。
大震災以降、ボランティアの重要性に目覚めたが、これも被災者の気持ちを考えて行わなければならない。
自分よがりのボランティアでは、共存主義とは言えない。