2. 仕事とボランティア
阪神淡路大震災が起こって、それまで株式会社神戸市と言われたその地にボランティアの輪が広がった。
人との繋がりを再認識しろとの自然からの警鐘だったのかもしれない。
ボランティアはお金は入ってこないが、得るものは確かに存在する。
それは感謝されるという対価だ。
お金が入らないだけに、相手から感謝される量は数倍になる。
それに対して、仕事をすればお金が入る。
だけどお金の為だけに仕事をするのは、本当は働くとは言えない。
何故なら「働く」の言霊は、端を楽にすることだからだ。
そういう意味では 仕事もボランティアも同じ。
感謝されない仕事は、ただお金が入ってくるだけである。